日本の国家安全保障80年代
序章 9
共産主義ソ連 ソ連海軍1980 1
共産主義ソ連
ソ連海軍
は
垂直離着陸機VTOL30機
搭載
の
キエフ級空母
2隻の配備
と
建造中の1隻
が
確認されたほか、
カラ級巡洋艦、
クリヴァック級駆逐艦、
モスクワ級ヘリ空母、
スホーイSu-24戦闘爆撃機、
ミコヤンMiG-23戦闘機/ミコヤンMiG-27戦闘攻撃機
ツポレフ Tu―95爆撃機
の
配備が急速なスピ-ドで進んだ。
ソブレメンヌイ級駆逐艦、
ウダロイ級駆逐艦、
オスカーⅡ級巡航ミサイル搭載原子力潜水艦
の
就役も間近だった。
ソブレメンヌイ級艦隊防空ミサイル駆逐艦
は
1番艦が1980年に就役し、
18隻が就役した。
満載排水量8067トン、
蒸気タービン推進、
兵装
は
130mm連装砲2門、
SA-7艦対空ミサイル単装発射機2基またはSA-N-12艦対艦ミサイル単装発射機2基、
SS-N-22艦対艦ミサイル8発、
30mm近接防御武器システム4基、
533mm5連装魚雷発射管2基、
搭載航空機
は
カモフKa-27ヘリコプター1機
である。
SS-N-22艦対艦ミサイル(NATOコード:サンバーン)
は、
マッハ2のスピードで巡航し、
迎撃されにくいよう超低空をS字状に飛行するもので、
西側諸国の最新鋭迎撃システムでも迎撃困難である。ソ
ウダロイ級駆逐艦
は、
1980年に1番艦が就役し、
13隻が就役した。
満載排水量は8500トン、
ガス・タービン推進、
兵装
は
100mm単装砲2門、
SS-N-12艦対潜ロケット16発、
SA-N-9短距離艦対空ミサイル64発、
30mm近接防御武器システム4基、
12連装対潜ロケット発射機2基、
533mm4連装魚雷発射管2基、
搭載航空機
は
カモフKa-27ヘリコプター2機
である。
対潜戦に重きを置いた艦で、個艦防空に非常に力が注がれている。
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