第3章 東アジア各国の戦力 中国
2000年代 5
091型ハン級攻撃型原子力潜水艦
は
1974年
に
1番艦が就役
し、
以後
5隻
が
就役している。
水中排水量5550トン、
原子力ターボ・エレクトリック推進、
兵装は
533mm魚雷発射管
6門
で、
水中速力25ノット、
潜航深度300メートル
と
一流の能力を持っている。
093型攻撃型原子力潜水艦
は
1994年
から
ロシアの専門家の協力
で開発された。
静粛性に優れ、
合衆国海軍、
ロシア海軍
に
追いついたともいわれる。
水中排水量6096トン、
原子力蒸気タービン推進、
全長107m、
幅11m、
兵装は
533mm魚雷発射管
6門
である。
1番艦407
が
2006年12月
に
就役している。
094型戦略原子力潜水艦
は
JL-2潜水艦発射弾道ミサイル
を
12基
搭載する。
1番艦411
が
2007年に就役している。
水中排水量8000トン、
原子力蒸気タービン推進、
兵装は
JL-2潜水艦発射弾道ミサイル
12基、
533mm魚雷発射管
6門
である。
4隻が就役した。
キロ級潜水艦
は
1993年
に
ロシアに発注、
1995年
に
回航された。
12隻
が
就役している。
水中排水量3076トン、
水中速度17ノット、
ディーゼル・エレクトリック推進、
533mm魚雷発射管
6門
を
装備している。
静粛性に優れ、発見が困難である。
浅海での作戦に適しており、中国近海の環境に適している。
中国国産の新鋭潜水艦
には
ユアン YUAN級潜水艦
ある。
水上排水量2400トン、
水中排水量3000トン、
ディーゼル・エレクトリック推進、
533mm魚雷発射管
6門
と
一流のものとなっている。
ソン SONG級潜水艦
は、
水中排水量2250トン、
水中速力22ノット、
ディーゼル・エレクトリック推進、
533mm魚雷発射管
6門
と
一流の能力を誇っている。
2000年代前半、
人民解放軍海軍の主力潜水艦
は
ミン MING級潜水艦
である。
中国
が
独力で開発した
ディーゼル推進型潜水艦
で、
1971年
に
1番艦
が
就役している。
2000年代前半、
6隻
が
就役しているが、
1970年代においても時代遅れなデザインであったため、
現代の潜水艦として一流とは言い難い。
水中静粛性は悪いと思われる。
水中排水量2113トン、
ディーゼル・エレクトリック推進、
水中速力18ノット、
533mm魚雷発射管
8門
という
攻撃力重視の潜水艦である。
同じく2000年代前半
の
主力潜水艦
に
ソ連のロメオ級ディーゼル潜水艦
の
コピー
が
40隻
あった。
あまりに古臭いその外観から察する
に
性能は現代の戦闘に耐えうるものではないと思われる。
水陸両用作戦に使われる艦艇
には
071型
搭載エアー・クッション揚陸艇
4隻、
搭載ヘリコプター
4機、
収容兵員
800名、
搭載大型車両
20両搭載
を
3隻配備、
072Ⅲ型
収容兵員
250名、
搭載戦車
10両
を
10隻配備、
072Ⅱ型
収容兵員
250名、
搭載戦車
10両
を
10隻配備、
072型
収容兵員200名
搭載戦車10両
を
7隻配備、
074型
収容兵員
250名
搭載戦車
2両
を
12隻配備
している。
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