第2章 東アジア各国の戦力 北朝鮮
2000年代 2
また北朝鮮
は、
日本、
韓国、
グアム
で
工作員
を
浸透させ、
朝鮮人民軍の特殊部隊/コマンド部隊
の
投入を計画している。
人民武力省総参謀部
のもとに
特殊軍団(旧・第8軍団)、
偵察局(8個特殊部隊)
がおかれ、
指揮
は
軽歩兵教導指導局、
労働党35室(対外調査部)
が
執る。
特殊軍団
は、
敵地における破壊工作を遂行する
6個狙撃旅団、
敵軍事施設・社会基盤の占拠をおこなう
2個水陸両用狙撃旅団、
敵航空基地・レーダーの破壊を目的とする
2個空軍狙撃旅団、
敵主要施設の占領を任務とする
3個軽歩兵空挺旅団、
敵地潜入情報収集をおこなう
17個偵察大隊、
要人拉致・暗殺・主要産業基盤破壊・テロ工作
長期敵地潜入・革命地下組織育成をおこなう
偵察局8個特殊部隊、
が
主要な部隊である。
北朝鮮・人民武力省特殊軍団
の
装備
は
60mm迫撃砲、
RPG-7 対戦車ロケット擲弾砲、
AT-3対戦車ミサイル、
SA-16携帯地対空ミサイル、
AK-47ライフル(7,62mm×39)、
AKS-74ライフル(5,45mm×39)
M16A1ライフル(5,56mm×45)、
AR-15ライフル(5,56mm×45)、
VZ61サブ・マシンガン(7,65mm×17)、
FNブローニング・ハイパワー拳銃(9mm×19)、
手榴弾、
携帯用化学兵器、
GPS受信機、
無線装置、
暗号通信装置
などである。
日本
において
北朝鮮ゲリラ部隊
は
朝鮮労働党作戦部
が
指揮を執る。
朝鮮労働党作戦部
は
工作員
を
日本へ
投入、
浸透させている。
日本に投入され
日本に拠点を置く
朝鮮労働党作戦部
は、
朝鮮労働党対外連絡部
と
朝鮮労働党統一戦線部
の
指導を受けた
朝鮮総連、
朝鮮総連内部過激派、
主体思想派の日本人・在日韓国人、
親北朝鮮派の日本人・在日韓国人
の
協力により
日本人拉致をおこなっていた。
日本における
北朝鮮・朝鮮人民軍の特殊部隊
は
2500人
(防衛庁、2004年)、
日本における
北朝鮮ゲリラ・コマンド部隊
(北朝鮮・朝鮮人民軍の特殊部隊、
北朝鮮・朝鮮人民軍コマンド部隊、
在日朝鮮人ゲリラ部隊、
朝鮮総連内部過激派、
主体思想派ゲリラ部隊、
親北朝鮮派日本人ゲリラ部隊、
親北朝鮮派在日韓国人ゲリラ部隊)
は
10000人
(陸上自衛隊、2005年)
と想定されていた。
北朝鮮特殊部隊、
北朝鮮ゲリラ・コマンド部隊
は
テロ、
ゲリラ戦、
撹乱、
陽動作戦、
心理戦
を
実行すると思われ、
日本の左翼過激派
の
便乗攻撃も期待されている。
朝鮮労働党作戦部
は
親北朝鮮派の日本人・在日韓国人、
主体思想派の日本人・在日韓国人
による
ゲリラ部隊の結成を計画
し、
ゲリラ部隊
は
朝鮮労働党作戦部の工作員
が
指揮を執る予定である。
朝鮮労働党作戦部
は、
朝鮮総連
における
非常に優秀な人材
を
金正日政治軍事大学
に
留学させ
軍事作戦、
ゲリラ戦
を
教育訓練
し、
在日朝鮮人ゲリラ部隊、
主体思想派ゲリラ部隊、
親北朝鮮派日本人ゲリラ部隊、
親北朝鮮派在日韓国人ゲリラ部隊
の
指揮官となることを期待している。
1996年
には
韓国・江陵道江陵市
に
サンオ級潜水艦
が
工作員の投入のため
海岸に接近
し
失敗、座礁、
乗組員11人が自決、
工作員と乗組員24人が韓国陸軍に射殺され、
工作員1人が逮捕、
工作員1人が親北朝鮮派韓国人の協力者により逃亡する
事件が発生した。
1990年
には
福井県の海岸
で
北朝鮮の工作員
が使った
水中スクーター
が
発見された。
1999年
には
漁船に偽装
した
小型ガス・タービンを搭載し
超高速巡航できる北朝鮮の工作船
が
能登半島沖で発見
され、
追跡する
海上自衛隊艦艇
と
航空自衛隊マクドネル・ダグラス F-15Jイーグル戦闘機
に対し、
北朝鮮はミコヤン MiG-21戦闘機を出動させ
対抗し、
日本政府
は
野中広務官房長官の主張
で
追跡を断念した。
2001年
には、
奄美沖
で
北朝鮮の工作船
が
海上保安庁巡視艇
に
銃撃・ロケット弾攻撃
し、
海上保安庁の航空機
に
地対空ミサイル攻撃を画策
した
のちに自沈した。
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