第1章 東アジア各国の戦力 アメリカ合衆国太平洋軍(現・インド太平洋軍)
2000年代 26
合衆国海軍 11
ボーイング F/A-18E/Fスーパー・ホーネット戦闘攻撃機
を
ベースとした
ボーイング EA-18グラウラー電子戦機
は、
ノースロップ・グラマン EA―6Bプラウラー電子戦機
に
代わり、
電子戦の主力
として
海軍、海兵隊、空軍
と
統合運用される。
搭載ジャマー
は
AN/ALQ-99
であるが、
将来的には
NGJ(次世代型ジャマー)
となる
予定である。
ノースロップ・グラマン E-2Cホーク・アイ早期警戒機
は、
ステルス航空機発見に効果的といわれる
UHF帯レーダーのAN/APY-9レーダー
を
搭載する
ノースロップ・グラマン E-2Dアドヴァンスド・ホーク・アイ早期警戒機
に
代替される。
ノースロップ・グラマン E-2Cホーク・アイ早期警戒機
は
空母1隻に4機搭載
であったが、
ノースロップ・グラマン E-2Dアドヴァンスド・ホーク・アイ早期警戒機
は
空母1隻に5機搭載
され、
艦隊の捜索警戒監視能力が強化される。
また、
ノースロップ・グラマン E-2Dアドヴァンスド・ホーク・アイ早期警戒機
は
ネットワーク戦NIFC-CA(海軍統合火力統制―対空)構想
の
一役を担い、
艦隊防空の強化につながることが期待されている。
合衆国海軍の哨戒機である
ロッキード・マーティン P-3Cオライオン哨戒機
は、
MMA(海洋多任務航空機)
として開発された
ボーイング P-8Aポセイドン哨戒機
109機
と
ノースロップ・グラマン MQ-4CトライトンBAMS(広域洋上監視)無人機
66機
に
代替される。
哨戒ヘリコプター
は
ユナイテッド・テクノロジーズ・シコルスキーSH-60Bシー・ホーク哨戒ヘリコプター、
ユナイテッド・テクノロジーズ・シコルスキーSH-60Fオーシャン・ホーク哨戒ヘリコプター
から、
対潜水艦戦、機雷処理・発見、小型戦闘艇への攻撃、
小型民間船舶によるテロ対処
など
多任務に対応するよう
最新のアヴィオニクス、センサーを搭載する
ユナイテッド・テクノロジーズ・シコルスキーMH-60Sナイト・ホーク多任務ヘリコプター
と、
機雷処理や輸送を主任務とする
ユナイテッド・テクノロジーズ・シコルスキーMH-60Rストライク・ホーク多任務ヘリコプター
に
代替される計画だった。
救難機
には
ティルト・ローター航空機
である
ベル/ボーイング HV-22オスプレイ垂直離着陸救難機
が
採用され、
さらに
ベル/ボーイング V-22オスプレイ垂直離着陸機
は
ノースロップ・グラマン C-2Aグレイハウンド空母・地上間航空輸送機
の
後継
にも採用された。
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