ロボコップ
ROBOCOP
オライオン
オライオン・ピクチャーズ
ピーター・ウェラー
ナンシー・アレン
ロニー・コックス
ダニエル・オハーリー
ミゲル・ファーラー
カートウッド・スミス
フェルトン・ペリー
ポール・マクレーン
レイ・ワイズ
ロバート・ドクィ
ジェシー・D・ゴインズ
マイケル・グレゴリー
エドワード・エドワーズ
ケヴィン・ペイジ
カルバン・ジャング
マイク・モロフ
音楽
ベイジル・ポールドゥリス
脚本
エドワード・ニューマイヤー
マイケル・マイナー
撮影
ヨスト・ヴァカーノ
ソル・ネグリン
製作総指揮
ジョン・デイヴィソン
製作
ポール・シュミット
アーン・デイヴィソン
監督
ポール・ヴァーホーヴェン
南アフリカ共和国で白人政権と黒人ゲリラの内戦が発生、白人政権はフランスから供与された核兵器の使用を示唆する。
メキシコでは共産主義ゲリラの攻勢が続き、アメリカ軍とメキシコ軍の連合軍部隊はアカプルコで共産主義ゲリラと激しい戦闘を展開していた。
デトロイト市警察はデトロイト市からオムニ・コンシューマー・プロダクツ株式会社に民間委託されることになった。
オムニ・コンシューマー・プロダクツは数々の赤字産業を再生させてきた。
オムニ・コンシューマー・プロダクツのジョーンズ社長は後の軍事転用を見込んだ治安維持ロボットED209を開発した。
ジョーンズ社長は治安維持ロボットED209を重役会議で披露することになった。
ジョーンズ社長は若手重役に銃を持たせ、ED209の前に立たせる。
ED209は若手重役に「銃を捨てろ」と警告する。
若手重役は拳銃を捨てるが、ED209はまだ「銃を捨てろ」と警告する。
そしてED209は若手重役に機銃を掃射する。
若手重役は数十発の銃弾を浴びて死んだ。
ED209にはセンサーに欠陥があった。
CEOは激怒し、ジョーンズ社長に失望する。
モートン副社長はジョーンズ社長の失態の隙に、CEOにロボコップ計画を提案、了承を得る。
人体を改造するロボコップ計画。
ロボコップのベースとなる人体は優秀な警察官の死体だった。
ロボコップのベースとなる優秀な警察官が、治安が悪くて殉職率の高い警察分署に配置転換された。
ロボコップのベース候補として、優秀な警察官アレックス・マーフィ巡査も殉職が相次ぐ危険な警察分署に配置転換された。
アレックス・マーフィ巡査はアン・ルイス巡査とコンビを組むことになった。
そこに極悪な強盗団クラレンス・ボディッカー一味による強盗事件発生の報が入る。
連続強盗で指名手配されているクラレンス・ボディッカーは警察官を30人以上殺害している凶悪犯だった。
アレックス・マーフィ巡査とアン・ルイス巡査はフォード・トーラスのポリスカーで急行する。
クラレンス・ボディッカー一味はウォークスルーヴァンで逃走していた。
アレックス・マーフィ巡査とアン・ルイス巡査はクラレンス・ボディカー一味のウォークスルーヴァンを発見する。
アレックス・マーフィ巡査とアン・ルイス巡査はフォード・トーラスのポリスカーからクラレンス・ボディカー一味のウォークスルーヴァンに向けて拳銃を発砲する。
ウォークスルーヴァンにいたクラレンス・ボディッカーの子分が銃撃を受け重傷を負う。
クラレンス・ボディッカーは重傷を負った子分をアレックス・マーフィ巡査とアン・ルイス巡査が乗るフォード・トーラスのポリスカーに向けて放り投げる。
クラレンス・ボディッカーの子分は、アレックス・マーフィ巡査とアン・ルイス巡査の乗るフォード・トーラス・ポリスカーの窓ガラスに激突し、道路に落ちたのち轢かれて死ぬ。
アレックス・マーフィ巡査とアン・ルイス巡査の乗るフォード・トーラス・ポリスカーが停止している間にクラレンス・ボディカー一味のウォークスルーヴァンは逃走する。
廃工場に逃げ込んだクラレンス・ボディッカー一味。
廃工場を捜索するアレックス・マーフィ巡査とアン・ルイス巡査。
クラレンス・ボディッカー一味たちを追い込んだアレックス・マーフィ巡査だったが、クラレンス・ボディッカー一味に逆襲される。
クラレンス・ボディッカー一味は拷問するようにゆっくりと数十発の銃弾をアレックス・マーフィ巡査に撃ちこむ。
アレックス・マーフィ巡査は苦しみながら意識不明となり、脳死状態となる。
オムニ・コンシューマー・プロダクツの計画通り殉職したアレックス・マーフィ巡査。
アレックス・マーフィ巡査の死体はロボコップに改造された。
アレックス・マーフィ巡査の脳を利用するため、アレックス・マーフィ巡査の記憶は脳から消去された。
アレックス・マーフィ巡査の死体に、チタン合金のボディ、各種センサー、コンピューターが組み込まれていく。
完成したロボコップ。
射撃場に来たロボコップ。
ロボコップはマシンピストル「オート9」を標的に向けて発砲する。
ロボコップはオート9の9mm弾を全て標的に命中させる。
ロボコップはフォード・トーラス・ポリスカーに乗り市街地へパトロールに出る。
コンビニ強盗犯はロボコップにサブマシンガンを乱射するが、チタン合金のボディには無力で、ロボコップに放り投げられ重傷を負い逮捕された。
レイプ事件発生の無線を聞いたロボコップは現場に急行する。
レイプ犯2人は女性を人質にする。
ロボコップはレイプ犯ひとりを射殺する。
もうひとりのレイプ犯は女性を盾にするが、ロボコップが巧妙に銃撃し、レイプ犯は陰茎と睾丸を潰されて悲鳴を上げる。
ロボコップは被害女性にカウンセリングを勧める。
デトロイト市役所に元市議会議員がサブマシンガンを持って立てこもる。
元市議会議員は金と高級車を要求する。
デトロイト市警察SWAT隊長は高級車としてSUX6000を提案する。
元市議会議員はSWAT隊長の提案をバカにされたとして激怒、サブマシンガンを乱射する。
ロボコップはサーモグラフィ画像で元市議会議員を特定、壁を壊して元市議会議員を掴んで4階の窓から下に放り投げた。
地面にたたきつけられる元市議会議員。
次々と犯罪を解決していくロボコップ。
オムニ・コンシューマー・プロダクツのモートン副社長はロボコップ計画の成功で調子に乗る。
モートン副社長はトイレでジョーンズ社長をバカにする発言をしていた。
聞いていたジョーンズ社長。
モートン副社長に詰め寄るジョーンズ社長。
モートン副社長に謝罪を求めるジョーンズ社長。
モートン副社長はさらにジョーンズ社長をバカにする。
ジョーンズ社長はモートン副社長に宣戦布告する。
シェル石油のガソリンスタンドにクラレンス・ボディッカー一味のエミールがサブマシンガンを持って現れる。
エミールは現金を盗み、ガソリンを撒いて火をつける。
エミールはバイクに乗って逃走する。
シェル石油のガソリンスタンドは爆発炎上するが、現れたロボコップはエミールに向けてオート9マシンピストルをフルオート射撃する。
エミールのバイクは転倒し、エミールは重傷を負う。
エミールは近づいてきたロボコップを見て「お前は殺したはずだ!」と叫ぶ。
ロボコップにエミールの記憶が蘇る。
警察分署に慌てて帰るロボコップ。
ロボコップは資料課へ急ぐ。
資料課のコンピューターでエミールを調べる。
エミールがクラレンス・ボディッカーの部下であることを知るロボコップ。
連続強盗団で警察官を30人以上殺害したクラレンス・ボディッカー一味。
クラレンス・ボディッカー一味の殺害した警察官を調べるロボコップ。
アレックス・マーフィ巡査がクラレンス・ボディッカー一味に殺害されていたことを知るロボコップ。
動揺するロボコップ。
ロボコップの脳からはアレックス・マーフィ巡査時代の記憶は全て消去されていたはずだったが、ロボコップの脳にはかつて自分が殺された時の記憶が蘇る。
ロボコップはアン・ルイス巡査に出会う。
アン・ルイス巡査はロボコップに「あなたはマーフィでしょう?」と語りかける。
混乱するロボコップ。
オムニ・コンシューマー・プロダクツ技術班はアン・ルイス巡査を怒鳴りつける。
オムニ・コンシューマー・プロダクツ技術班の停止命令を無視してクラレンス・ボディッカー一味の捜査を始めるロボコップ。
クラレンス・ボディッカー一味に殺される時の記憶とともに、妻や子供との楽しいひとときの記憶も蘇って来るロボコップ。
苦悩するロボコップ。
ジョーンズ社長に欠陥製品と言われるロボコップ。
オムニ・コンシューマー・プロダクツの命令でロボコップ破壊に動くデトロイト市警察。
孤立無援のロボコップ。
1986年に登場したフォード・トーラスがポリスカーとして使われている。
フォード・トーラスは1987年では未来的なデザインと思われたので使用された。
ロボコップが警察分署の地下駐車場からフォード・トーラスのポリスカーに乗って捜査に出るシーンはシュールである。
未来の高級車としてSUX6000なる車が登場している。SUX6000のCMでは「大きいことは良い事だ」と宣伝されている。
一方でウォークスルーヴァンは古いのが使われている。
調子に乗っているモートン副社長は自宅に2人のモデルを呼ぶ。
モートン副社長に気に入られたいモデルは服を脱ぐ。
モートン副社長とモデルはコカインを吸う。
その後、モートン副社長は両足を銃撃され転倒、時限手榴弾を解除しようと血まみれで必死に這って行く。
エミールはウォークスルーヴァンでロボコップを轢き殺そうとするが失敗、エミールのウォークスルーヴァンは有害廃液のタンクに突っ込む。
有害廃液を浴びたエミールの皮膚と肉は溶けてブヨブヨに腫れる。
必死に歩くエミール、SUX6000に衝突しエミールの体は液状に四散する。
モートン副社長を支持する黒人の重役を演じるのはフェルトン・ペリー。
フェルトン・ペリーは『ダーティ・ハリー2』でハリー・キャラハンの相棒で爆殺され、『タワーリング・インフェルノ』の消防士役、その他、テレビなどで活躍している。
極悪すぎるクラレンス・ボディッカーを演じるカートウッド・スミスは、『ブロークン・アロー』で空軍の将軍を演じるなど軍人役も多かったり普通の人である。
ロニー・コックスは男が野蛮人にレイプされる映画『脱出』でデビュー、ユニヴァーサルTV『刑事マディガン ザ・マンハッタン・ビート』やっ『ビバリーヒルズ・コップ』で堅物を演じていたが、だんだんエリート暴走になって行く。
CEOのダニエル・オハーリーは社会派『未知への飛行』爆撃機パイロット役で印象を残すなど、あまりにも多くの映画で活躍。息子もブロンソン映画『スーパー・マグナム』に出ている・
ミゲル・ファーラーは顔にインパクトあり過ぎだが、映画一家の人だった。
この映画をきっかけに世界の警察官の役割を担わされるアメリカはグロボコップGLOBOCOPと皮肉られるようになった。
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