第1節 「安全保障と防衛に関する懇談会」 4
第2部は新たな安全保障戦略を実現するための政策課題として、
統合的安全保障戦略の実現に向けた
体制整備、
日米同盟のあり方、
国際平和協力の推進、
装備・技術基盤の改革
をあげている。
統合的安全保障戦略に向けた体制整備には
緊急事態対処、
情報能力の強化、
安全保障会議の機能の抜本的強化、
テロの未然防止に必要な法制度の整備、
を指摘している。
日米同盟のあり方においては、
時代に適合した新たな
「日米安保共同宣言」
や
「日米防衛協力のための指針」
の策定
を提案している。
国際平和協力の推進では
自衛隊の本来任務化、
武器使用権限の付与、
治安維持のための警察的活動の検討
を提案している。
装備、技術基盤の改革においては、
国産追求の見直し、
弾道ミサイル防衛における武器輸出三原則の見直しの必要
をあげている。
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