この子の七つのお祝いに
HARUKI KADOKAWA PRESENTS
松竹映画
松竹株式会社
角川春樹事務所
配給
松竹株式会社
岩下志麻
根津甚八
岸田今日子
村井国夫
辺見マリ
神山繁
芦田伸介
室田日出夫
小林稔侍
畑中葉子
戸浦六宏
名古屋章
坂上二郎
杉浦直樹
製作
角川春樹
原作
斎藤澪
角川書店 角川文庫「この子の七つのお祝いに」
脚本
松木ひろし
増村保蔵
音楽
大野雄二
撮影
小林節雄
プロデューサー
岡田裕介
中川完治
監督
増村保蔵
大蔵大臣秘書の自宅で家政婦が惨殺される。
家政婦は政治家と占い師・青蛾について暴露しようとしていた。
警察は家政婦殺しの犯人は女と断定する。
ジャーナリストの母田と須藤は、占い師・青蛾が関係しているとみて調査を開始する。
占い師の青蛾はよく当たると有名で、多くの政治家が通っていた。
青蛾を追うジャーナリストだったが、青蛾が占っているのではなく、占っているのは別人だと気付く。
第一回横溝正史ミステリー大賞受賞作、この子の七つのお祝いに。
巨匠・増村保造がついに角川映画登板、映画での遺作となった。
40歳を過ぎた岩下志麻がセーラー服を着ていることで有名となった。
畑中葉子が特に必要もなく胸を露出して惨殺される。
畑中葉子が脱ぎたくて脱いだのかと思ったら、脱ぎたくなくて粘って仕方なく脱いだと言う。
杉浦直樹と神山繁、似た頭の夢の競演。
東北新幹線がまだ大宮発であった。
岸田今日子、戦慄の狂演。
岸田今日子と言えば、針を思い出すようになるくらい針が似合う。
東映『ダイアモンドは傷つかない』では、度重なる夫の不倫で発狂した朝丘雪路が自分の唇に針を突き刺しまくるのも忘れられない。
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